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カタカナ語


 カタカナ語の世界

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カタカナ語の世界へようこそ!

カタカナ語は、むかしは外来語といい、西洋起源のカタカナで表記される言葉のことを指していました。いつの頃からか、「外来語」という言葉に代わって「カタカナ語」と言われることが多くなりました。

ギャラリー

イメージ01

~ カタカナ語 ~

戦前は、外来語は日本語に翻訳されたが、戦後は翻訳を止め、そのままカタカナで表記するようになった。このため、カタカナ語の意味を一つ一つ覚える苦労が増えました

イメージ02

流れる雲

蒼天を雲が流れていきます。じっと眺めていると、どこか哀しく、その悲しさがどこから来るのか分からない、根源的な怖さがおそって来ます

~ カタカナ語 ~お知らせ

 カタカナ語
 「カタカナ語」とは、比較的新しい表現である。平成元年発行の『日本語大辞典』(講談社)には「カタカナ語」という単語(項目)はない。それまではカタカナ語に相当する西欧語については「外来語」と言っていた。
 次から次へと出て来るカタカナ語。野球の「7回裏」を「7回ビハインド」なんてアナウンサーが平気でいうのを聞くと「真面目にやれ!」と文句の一つも言いたくなるが、マエストロ、ビストロ、レガシー、レジェンド、トリクルダウン・・・・と押し寄せるカタカナ語に文句ばかり言っても居られない。
 ここに掲載したカタカナ語は、私が折に触れメモしたものを主に、むかし懐かしいビードロ、ギヤマンなどの言葉も取り上げまとめています。まずはご一読を!
                      一覧
アウトレット アジェンダ アドバンテージ アルカディア アノニマス インフォメーション
インテリジェンス インバウンド ウロボロス オーガニック オマージュ カミング・アウト
ガイア カンブリア カンファレンス コラボレーション コンセプト コンセンサス
コンテンツ コンフィデンシャル  シャトル シナジー   シンクロ シンドローム 
ソムリエ  コンセイエ   デジャブ  ドメイン トリクルダウン  トリビア
ハザード  セコハン  パブリック・ディプロマシー ビストロ  ギヤマン  ビンゴー 
ペルソナ  フォーラム  プライマリー・バランス  プロファイル  ヘビロテ  マエストロ 
モバイル  リテラシー  レガシー  レジェンド  レプリカ  モノ、ジ、トリ・・ 

 [凡例] 仏語:フランス語、伊語:イタリア語、蘭語:オランダ語、葡語:ポルトガル語、
     羅甸語:ラテン語、希臘語:ギリシア語 ※何もないものは英語です。
 カタカナ語 ( 日本語化した)意味・用例など
アウトレット
 (outlet)


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《工場直売品。規格外商品。在庫処分品。中古品などの意》
○本来は(気体・液体などの)出口、はけ口。(感情などの)はけ口。(商品の)販路・販売代理店
 などの意
○メーカーが自社製品を直接販売するファクトリー・アウトレット、小売店がメーカーから仕入れた
 在庫品などを販売するリテール・アウトレットなどがある
【用例】
■ 32型の液晶テレビをアウトレットで安く買うことができた
アジェンダ
 (agenda)



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《重要な政治課題・政治目標。実行するための予定表・行動計画。》
○行動計画。予定表。 特に、政治分野では、政治課題、行動計画の意で用いる
【用例】
■ “ 戦う改革 みんなの党のアジェンダ(政策目標)が、日本に必要だ ”
 ※「みんなの党」は、2014年11月に解党した
   ⇒ アジェンダは、民主党のマニフェスト(政治公約)と差異化を図るため掲げられたものだ
     ろう
■ オリンピック・アジェンダ2020
アドバンテージ
 (advantage)


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 《有利。優勢。強み、などの意》
○本来は、有利な状態、利点、強み。優勢な地位などの意
○テニスでは、ジュースの後の最初の得点。
 ⇒ サービス側が取れば、advantage in。 レシーブ側が取れば、advantage out。
【用例】
■餅つきに参加したジャック。「英語力はアドバンテージになるが、国際交流に絶対に必要な訳じゃ
 ない」
アルカディア
 (Arkadia)





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 《ユートピア。理想郷。“ 東洋のアルカディアとは日本のこと ” 》
○ギリシア・ぺロぽネソス半島中央部の高原地帯。高山や渓谷により他から孤立し、古代ギリシア人
 の理想郷とされた。17世紀の絵画や文芸に影響を与えた。
○英国の女性旅行家イザベラ・バードは、明治の初めに東北や北海道を旅行し『日本奥地紀行』を表
 した。
  その中で、峠から見た米沢平野の美しさに感嘆し「(日本は)アジアのアルカディア(桃源郷)
 だ!」と言った。
【用例】
■ 中島みゆきは、東京・赤坂のACTシアターで18回目の「夜会」全23公演を開催する。タイ
 トルは「橋の下のアルカディア」
■ アルカディア市ケ谷(千代田区・市ケ谷)
 アノニマス 
 (anonymous)



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 《匿名の。(作者などの)名前がわからない。名前を明かさない》
○匿名の、作者不詳の
○インターネット上でハッカー活動をする匿名の集団の一つ
【用例】
■ 国際ハッカー集団「アノニマス」は、中国政府や香港政府のサーバーにサイバー攻撃を行うと宣
 言した
■ 妻のもとに「お嬢さんを誘拐した」という匿名の電話(アノニマス・コール)がかかって来た
 インフォメーション
 (information)


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  《情報。受付・案内所》
○情報。報道・ニュース、知識
○受付。案内所。
  ※情報:本来は敵情報告の略の軍事用語(和製漢語)である
【用例】
■ インフォメーション・センター(情報センター、広報センター)
■ インフォメーション・カウンター(問い合わせ窓口)
インテリジェンス
 (intelligence)



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《情報。知性・知能》
○知性、知能
○情報、諜報(ちょうほう)。ある目的のため、インフォメーション(情報)を収集・分析した加工
 情報
【用例】
■ インテリジェンス・ビューロー(政府の情報機関) 
■ 日本が最も遅れているのがインテリジェンス(諜報)だ。七つの海を支配した英国は情報によっ
 て植民地 統治を練り上げたことはよく知られている
※インフォメーシ ョン と インテリ
 ジェンス
■見たり、聞いたりした情報、新聞・テレビなどの膨大な情報はインフォメーション。
■これらの膨大な情報(インフォメーション)を、ある目的のために情報を収集・分析を行い、判断
 や行動をするために必要な知識として加工したものがインテリジェンス。ある目的のために加工さ
 れた情報。

【 佐藤優のインフォメーションとインテリジェンス 】
 ⇒ インフォメーションは、単なる素材としての情報のこと。
   インテリジェンスは、「これは役に立つ」とか「これは信憑性(しんぴょうせい)に乏しい」な
   ど、何らかの評価を加えた情報のこと。
   (出典)現代ビジネス(web) :2016年3月10日

【横山恭三のインテリジェンス <出典>現代ビジネス(web) :2017年2月3日】
 ⇒ 米国の定義では、インテリジェンスは、インテリジェンス組織、インテリジェンス活動および
   その活動により得られた情報を意味する。
※ディスインフォメーション
 (disinformation)


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 《ウソの情報。混乱させるために流す情報》
○国家、企業、組織あるいは人の信用を失墜させるために、故意に流すウソの情報
【用例】
■ 事実に基づかない主張、「真実の声」でなく、ディスインフォメーション(故意の偽情報)の発
  信とみるべきだろう
■ マスコミのディスインフォメーションは、今に始まったことではない
インバウンド
 (inbound)





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 《外から内部へ入ること。訪日外国人》
○航空機・船舶で、本国へ向かう便。(a inbound ship:帰国船)
○外国人の訪日旅行
 ⇒ bound:(内側から見た)境界のこと
【用例】
■ そのアウトレットパークは、インバウンド(訪日外国人)を強く意識したのが特徴だ
■ 2020年東京五輪までにインバウンド2千万人が目標
■ 中国人の爆買いで、純米大吟醸や、国産ウィスキーのシングルモルトなどが簡単に買えなくなっ
  た。これらの商品のインバウンド インフレは避けられないでしょう
ウロボロス
ouroboros





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 《完全・永遠・不滅の象徴》
○ウロボロスは、自分の尾を?み込み円環状になっている蛇又は龍を図案化したもの。
【用例】
■ 『ウロボロス~この愛こそ、正義』(TBSテレビ)
■ (ウロボリスは、)宇宙の調和を表すシンボルだそうです。ヘビの頭の方を宇宙全体のような大
  きなサイズ、しっぽの方を素粒子のように小さなサイズだとすると、ヘビが自分のしっぽを飲み
  込んでいるように宇宙全体の世界と素粒子の世界がつながっているということができます
オーガニック
organic




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 《化学肥料や農薬を使用しない、有機栽培した野菜や添加物を入れていない食料品など》
○有機の、有機体の organic foods:有機栽培の食品
 ⇒ organ(名詞):オルガン
【用例】
■ 旬な食材やオーガニック・フードも充実させました
■ 採れたてのオーガニック野菜を使用したオリジナルスイーツをお楽しみいただけます
 オマージュ
(仏語:hommage

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《敬意。尊敬。また、献辞。賛辞》
【用例】
■ 名作映画へのオマージュがちりばめられており、映画好きの面目躍如たるものがある
■ この本は、亡くなった偉大な言論人に対するオマオージュになっている
カミング・アウト
coming-out





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 《告白する。公表する》
○come-outをヤフーのサービス一覧で翻訳すると「デビュー」と訳される。
 come-outは、出て来る、(刑務所から)出所する、(花が)開く、(言葉が)口をついて出る、
 などの意味がある。
【用例】
■ 同一性障害をカミングアウトしたAさんは・・・
■ 時効とばかりに歌手Sさんとのチューをカミングアウトした歌手のT氏。しかし、あまりに安易な
  告白だったので、SさんのファンだったK記者は「チューしたなんて、絶対に許さない!」と怒っ
 たのでした
ガイア
Gaia








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 《地球。大地。1つの巨大な生命体として考えられた地球》
○ガイアとは、ギリシア神話で大地母神。
 天空神ウラノスを夫としてティタン神族、キュクロペス(一つ目の巨人)などを産む。
○地球。
 ギリシア神話では、カオス(混沌)から生まれ、世界の始まりの時から存在した原初神である。
【用例】
■ 「ガイアの夜明け」(東京テレビ)
  ⇒ “ガイア”はギリシャ神話に登場する「大地の女神(大地母神)」。後にノーベル賞作家のウィ
    リアム・ゴールディングが「地球」を「GAIA・ガイア」と呼んだことから、「ガイア=
    地球」という解釈が定着した。
     番組の「ガイアの夜明け」には地球規模で経済事象を捉え、「夜明け=ニッポンの再生」
    を目指して奮闘している人たちを追いかける本格的ドキュメンタリーという意味合いが込め
    られている
カンブリア
Cumbria






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 《イギリス、イングランドの州の名称》
 ⇒ カンブリア紀:古生代の地質時代の最初の時期。無脊椎動物が出現、特に三葉虫が繁栄した。
          イギリス・ウェールズのカンブリア山脈などにみられる。カンブリア紀のカン
          ブリアは、この地名から付けられた名称
【用例】
■ 「カンブリア宮殿」(東京テレビ)
 ⇒ 古生代のカンブリア紀に、進化により突如一斉に多種多様な生物が出現、これを「カンブリア
   爆発」と いう。多様な経済人が誕生する現代の日本を、未来への進化が爆発的に起こったカン
   ブリア紀になぞらえた番組
カンファレンス
conference

コンファレンス」とも

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 《会議・協議。大会。競技連盟》
○会議、協議会、大会など a summit conferece:首脳会議
【用例】
■ 東京ミッドタウンホールにて全英語マーケティング・カンファレンスを開催
■ 初の大規模技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY_2015 Tokyo」を渋谷ヒカリエホールに
  おいて開催した
コラボレーション
collaboration




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 《協力。提携。共同事業。共同研究など》
○協力、提携、共同製作、合作 international collaboration:国際協力
【用例】
■ 一夜限りの特別なコラボレーションによる美食イベントをぜひお楽しみください
■ 科学雑誌「Newton」とコラボレーションした、Newton別冊『近畿大学大解剖』 が全国有名書店
  で発売さ れます
コンセプト
concept





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 《概念。全体表現の基本の考え方。根本の思想》
○概念(物事についてのおおよその考え)、観念(意識のうちに現れるイメージ)
【用例】
■ 50年以上前に建てられたホテルオークラは、「日本の伝統美」を建築のコンセプトに据えて海外
 でも高 い評価を得てきた
■ その番組は、全国の各地の様々な活動を盛り上げる、タレントが体を張って参加するというコン
 セプトの 番組である
コンセンサス
consensus




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 《意見の一致。合意。》
○大多数の意見、(関係者の)総意、(大方の)世論
○(意見、証言などの)一致、合意 arrive at a consensus 合意に達する
【用例】
■ 景観について考慮し、住民のコンセンサスを得ながら地域で考えることが大事だ
■ 文化財保護と開発規制は、市民の理解とコンセンサスがなければ前に進めない
コンテンツ
(contents)




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 《本などの目次。内容。情報の中味・内容》
○〔複数形〕。中味、(本などの)内容、目次、(本質的な)意味
【用例】
■ 日本の食文化を代表するコンテンツの1つである「丼」について紹介したところ、多くのユー
 ザーが興味 を示した
■ Webサイトでは家族旅行、カップル旅行をテーマにしたコンテンツを展開している
コンフィデンシャル
confidential




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《秘密の。内密の。機密の。》
○秘密の、内密の、機密の confidential infomation:秘密(機密)情報
【用例】
■ コンフィデンシャル情報!大飯原発と伊方原発の再稼働は近い
■ あるところから WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の文書を入手し
 たので、この「CONFIDENTIAL」(機密)のスタンプが押された英文を読んでいる
シャトル
shuttle




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 《往復する。バスや飛行機の)往復便》
○本来は機織り機の杼(ひ)のこと。機織りの時、横糸を通すために杼が左右に往復することから、
 往復の意。
○杼(ひ)、往復、往復便
【用例】
■ スペースシャトル(有人宇宙往復機:地上と宇宙を往復する宇宙輸送船)
■ 白浜温泉旅館協同組合は、SLを模したシャトルバスをJR白浜駅と旅館・ホテルを運行するこ
 とになった
シナジー
synergy



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 《共働効果、相乗効果、共同作用》
○複数の要因が作用し、要因の合計以上の効果がでること ⇒ 1+1=3
【用例】
■ 各店舗のブランドの特長を活かした複合出店により、グループ全体のシナジー効果も生み出しま
 す。
■当社と、女性の利用者が多い店舗との協業は、シナジーが生まれやすい
シンクロ
synchro
シンクロナイズの略
synchronize

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《時間的に一致させること。同調》
○映画で撮影と録音を同時に行い、後で一本のフイルムにまとめること。同時録音
○カメラのシャッターとフラッシュを連動させること
【用例】
■ シンクロナイズド・スイミング(音楽に合わせ水中での泳ぎの技術・調和・美しさを競う競技)
シンドローム
syndrome




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 《症候群。同時に起こる一群の症候。》
○いくつかの症状や徴候が一緒に現れ、原因が複数で独特の臨床像を持つ病気
【用例】
■ チャイナ・シンドローム(米国映画)
■ 自民党と社会党との左右の対立で始まった「55年体制」の思考から抜け出せないメディアのあり
 さまは“マスコミ55年症候群(シンドローム)”とでも呼ぶべきものだ
ソムリエ
(仏語:sommelier



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 《レストランにおけるワインの専門家。》
○ワインに関し豊富な知識を持ち、客の相談などにのる専門家。
【用例】
■ ソムリエが選んだ自信を持っておすすめできるワインを取り揃えました
■ イタリアの美食家やソムリエ、レストラン関係者、ジャーナリストがSAKEを絶賛 
 コンセイエ
(仏語:conseiller




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 《小売店でのワインの助言者。》
○ワインについて、適確なアドバイスを行う小売店の販売員。
【用例】
■ 「どのワインを選べばいいのかよくわからない…」と思われる方。そこで、コンセイエの出番で
  す。ワイン選びのエキスパートであるコンセイエに相談すれば、きっと「おいしい!!フランス
  ワイン」に出会えるはずです。
 デジャブ
(仏語:déjà-vu)
デジャビュー
デジャブー


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《 既視感。どこかで既に経験したことがあるような感じ。》
○一度も経験や体験をしたことがないのに、すでにどこかで経験・体験をしたことがある様な感覚
【用例】
■「スター・ウォーズ」「007」「ロッキー」。懐かしい洋画がお正月映画で公開されている。シ
  ニア世代はデジャブ(既視感)を覚えるが、内容は一新されている。
■「一般にデジャヴというのは、頭の回転が速くて知識が豊富な人に多いといわれている現象」とい
  うのを聞くと、デジャヴが起こる度に何だか嬉しくなりますが、科学的見地では脳の誤作動とい
  う考え方が有力なようです

ドメイン
domain




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 《領土。領域。範囲。》
○領土、領域、範囲
○インターネット上などで、サーバーを中心にコンピューターをグループ化して、それぞれを識別で
 きるようにしたもの。例えば、hanagasaku .co.jpというドメイン名で一つのドメインを表す。
○企業などが事業活動を行う範囲。「ドメインを設定する」とは、会社が自らの活動範囲を明示する
 こと。
【用例】
■ 国家の安全保障に脅威を与える空間(ドメイン)に、これまでの「陸・海・空」に加えてサイバ
 ーや宇宙などが加 わってきている
■ A社は「当社こそM社の源流」との気位を持っていたが、M社の子会社化、完全子会社化を経て、
 完全に吸収合併 され、 今ではA社はM社の1ドメイン(4月から1カンパニー)の位置づけとなった。 
トリクルダウン
trikle down












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《したたり落ちる。富が富裕層から貧困層にしたたり落ちて、全体が豊かになる。》
○トリクルは、したたる。ちょろちょろ流れるの意
○トリクルダウン理論:富が富裕層から貧困層にしたたり落ちて、全体が豊かになる、という経済学
 上の理論
【用例】
■ 富裕層を富ませれば、その滴が下層にもしたたり落ちるというトリクルダウン理論に基づく政策
 を進めている。
■ トリクルダウンは理論としては面白いが、実効面で機能するのか。過去10年、世界的に格差は
 拡大している。

OECD(経済協力開発機構)は、2014年12月にトリクルダウン理論を否定する報告書を明らかにした。
OECD加盟国における富裕層と貧困層の所得格差が、過去30年で最大となり、上位10%の富裕層の所得が下位10%の貧困層の9.5倍に達していると指摘。「所得格差は経済成長を損ない、所得格差を是正すれば経済成長は活性化される」とし、トリクルダウン効果を否定した。また、経済成長に対するマイナスの影響は下位40%の所得層においても見られ、教育や医療などの公共サービスを充実させるよう提言している。
         (出典):フリー百科事典 ウィキペディア
トリビア
trivia
 《雑学。つまらないことについての知識》
○ささいなこと。つまらないこと
【用例】
■ 『トリビアの泉 ?素晴らしきムダ知識?』(フジテレビ系)
■ 意外と知らない「缶詰のトリビア」ランキング
 1位:缶詰が発明され、缶切りが発明されるまでの約50年間はハンマーやノミを使って開けていた
 ハザード
hazard




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 《危険。危機。障害物》
○危険。危機。障害。また,それを生じさせるもの
【用例】
■ ハザード・ランプ(hazard lamp):(和製英語)自動車の非常用点滅灯
■ ハザード・マップ(hazard map):災害予測図
■ 株式市場の矛盾と、個人投資家の「モラルハザード(倫理の欠如)」の問題が改めて浮上した
 ハンドメイド
handmade



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 《手作り。手製。》
○人の手で作ること。手製。手作り。
【用例】
■ ハンドメイドのクッキー
■ 個人がハンドメイドで作ったアクセサリーやバッグ、雑貨など世界に1つだけの作品
セコハン
セコンドハンドの略
second-hand)


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 《中古品。中古。》
○中古。中古品。
【用例】
■ セコハンの腕時計
■ セコンドハンドコーナーに. 1台、中古車を掲載しましたのでご興味のある方、 よろしくお願い致
 します
パブリック・ディプロマシー
Public Diplomacy





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 《広報・文化外交。》
○政治家や外交官による公式の外交ではなく、広報や文化交流など、民間とも連携しながら、海外の
 国民に直接働きかける外交活動
 ⇒ diplomacy:外交、外交術
【用例】
■ 日本外交においてパブリック・ディプロマシーなる概念が導入されてから、早10年になる
■ 食を外交の重要なソフトパワーと位置付け、直接相手国の人々に働きかけるパブリック・ディプ
 ロマシー(広報・ 文化外交)、さらにはフランス農産品の販路拡大に積極的に活用しようとの狙
 いだ
ビストロ
(仏語:bistro



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 《気軽に入れる酒場・居酒屋・小さなレストラン》
○小規模で気軽に入れる酒場・居酒屋・レストランなどの総称。
【用例】
■ 二人で、都内のビストロで食事をした
■ パテ、リエット、コンフィ、ソーセージ等、ビストロの定番メニューとして欠かすことのできな
 いメニュー
ビードロ
(葡語:vidro


ぽんぴん




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 《ガラス。ガラス器具。》
○ガラスの呼称。室町時代、江戸時代に使われた。
○首のながいフラスコ状の玩具。軽く息を吹くと、広がった底が振動したポピンポピンと音がする
 ⇒ (浮世絵)ビードロを吹く女
【用例】
■ 瑠璃(るり)も玻璃(はる)も照らせば光る(江戸いろはかるた)
 *瑠璃(るり):青色の宝石のこと。

 *玻璃(はる):水晶のこと。ガラスの異称
■ ハタ(凧)揚げ大会で、「ビードロ」と呼ばれるガラス粉を塗り付けた揚げ糸で相手のハタを切
 り落とすハタ合戦 があった

ギヤマン
(蘭語:diamant
(葡語:diamante




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 《ダイヤモンド。金剛石。》
○江戸時代のダイヤモンドの呼称。ガラスの呼称(ガラスに細工をするときに、ダイヤモンドを使用
 したことから)
【用例】
■ NHKラジオ『紅孔雀』より:そのころ、浮寝(うきね)島のギヤマン御殿では、侵入した浮寝丸 たち三人が、阿漕太夫た ちの待ち伏せを受け、落とし穴へと落とされていた
■ 長崎市の松翁軒本店であった研究会では、長崎を窓口に輸出入された陶磁器、ギヤマンや古伊万
 里など、店に飾ら れている古美術品の解説があった
ビンゴ
bingo



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《当たり。大当たり。ゲームの一つ》
○数字合わせのゲームの一つ:ビンゴ・ゲーム
【用例】
■ アサヒビールは、「アサヒクイズツアー ?クイズに答えて、ビンゴを目指そう!?」を開催する
■  子どもたちがビンゴ大会で盛り上がった
ペルソナ
(羅甸語:persona





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 《仮面。役柄。人格。キリスト教では位格》
○人。人格。劇や小説の登場人物
○キリスト教では「神が父と子と聖霊の三つの位格を持つ(三位一体論)
【用例】
■ メディアの暴力、社会的ペルソナ(人格)と自我の相克、性別による社会的役割といったテーマ
 を・・・。
■ 更に、彼らがどのようなライフスタイルをもつ人たちなのかを調べていくなかで、その具体的な
 人間像も見えてきた。マーケティング用語で言うところの、いわゆる「ペルソナ」に迫れたわけだ
フォーラム
forum
 





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 《広場。集会所。公開討論会》
○古代ローマの都市中央にあった広場。広場では、集会や討論会が開かれた。転じて、公開討論会な
 どを指す言葉になった。
【用例】
■ 景観を考える「第1回 なら景観フォーラム」が奈良市で開かれた。
■ コンセプトのテーマ「イノベーションを起こす思考 ~文化と文明が生み出す「底知れぬ力」に
 よる日本再興~」に 基づき、サマー・カンファレンスでは、政治・経済・社会など幅広いテーマ
 のフォーラムを実施いたします。
プライマリー・バランス
(primary balance)




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《基礎的財政収支》
○国債費関連を除いた、国の歳入(収入)と歳出(支出)の釣り合い状態を見るもの。
○歳入のうち、「国債発行による歳入を除いたもの」から、歳出のうち、「過去に発行した国債の償
 還と利払いを除いたもの」を比較した場合の収支バランスを「基礎的財政収支」という。
○プライマリー(primary):最も重要な、最初の、基本的な。
【用例】
■ 政府は、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を32年度に黒字化する目標を掲
 げている。
■  20年までの基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化させる政府目標の達成が難しくな
 ると批判」 した。
プロファイル
(profile)




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《横顔。輪郭・側面図。概要を示すデータ。》
○横顔(プロフィール)。輪郭・側面図。概要を示すデータ。素描
 ⇒ プロファイラー:推理物テレビでは「犯罪心理分析官」
【用例】
■ 今後、分析部門を強化し、大量に蓄積されているデータを活用して、顧客のプロファイルの把握
 と・・・
■ ミステリー小説の世界ではプロファイルという手法が事件捜査に生かされ、日進月歩の科学的手
 法と心理的手法に よって、足で調べる捜査が駆逐されつつある。しかし現実は・・・・。
ヘビロテ
ヘビーローテーション
heavy rotation




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 《短期間に同じことを何度も繰り返すこと。》
○ラジオ放送で,楽曲を浸透させるため短期間に同じ楽曲を何度も放送すること。転じて、短期間に
 何度も同じことを繰り返すこと。
【用例】
■キャッチしたタレントSさんのファッションは、実は、お気に入りの高級な服を何度も着用する ス
 ーパー・ヘビロテ スタイルだった
■ 某元芸能人への直撃ほか、記事になっていないものも含めれば直近約3週間で十数回、なかなか
 のヘビロテぶりです
 マエストロ
(伊語:maestro




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《巨匠。大家(たいか)。》
○巨匠。大音楽家。名指揮者。人の名に冠して敬称としても用いる
【用例】
■ 世界的指揮者パーヴォ・ヤルヴィは、N響定期公演でマーラーの「交響曲第1番<巨人>」を指
 揮した翌日、ちょ っと神経質なマエストロは至って上機嫌だった
■ サントリー美術館で開催中の「着想のマエストロ 乾山見参!」は、江戸時代の乾山焼の奥深さ
 に触れる好機だ 
 モバイル
mobile




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 《移動式の。携帯用コンピュータ端末機器。》
○動く。動かせる。移動式の。持ち運びできる
【用例】
■ (不正アプリなどを利用した)モバイルを狙う脅威の増加・深刻化
■ AR(Augmented Reality:拡張現実)は、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末の急速
 な普及を背景に、 その直感的なユーザーインターフェイスを利用することで、主に宣伝広告の分
 野で成長を続けてきた
 リテラシー
literacy



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 《ある事に対する能力。読み書き能力。識字能力》
○読み書きの能力。教育・教養のあること。
【用例】
■ ネット検索のリテラシー(ネット検索を使いこなす能力)が年々向上している
■ デマ騒動で、今回もまた情報リテラシー(情報を正しく扱う技術や能力)の低さを露呈してしま
 った。
 レガシー
legacy




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 《遺産。先人の遺したもの。》
○遺産。先祖から受け継いだもの。
【用例】
■ IOCは重い財政負担により、五輪が開催都市の負の歴史となった例もあった教訓から前向きな
 遺産(レガシー)を求めている
■ A研究員は「オバマ政権は過去の選択を正当化するために使っている」と指摘し、オバマ大統領の
 「レガシー(政治 的遺産)作り」の一環であると断じた
 レジェンド
(legend)



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 《伝説的な人物。伝説。言い伝え。》
○伝説。言い伝え。伝説的な人物。偉人。a hero in Roman ローマ伝説の英雄
【用例】
■ 葛西選手は、40歳を超えてなお一線級の成績をマークすることから「レジェンド(生ける伝説)
 と称されている
■  K警部補は、同僚や部下からは尊敬と親しみを込めて「警備警察のレジェンド(伝説的人物)」
 と呼ばれる
 レプリカ
replica



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 《複製品。写し。》
○レプリカ(原作者の手になる写し)。模写。複製(品)。(縮尺)模型。
【用例】
■ 兵庫県立大学の研究員による、化石のレプリカを使ったレクチャー(講演)を行います
■ 科学博物館には、恐竜の全身骨格のレプリカなどが並ぶ
モノ ジ トリ テトラ
 ギリシア語
 (臘語)
モノ(mono
ジ (di
トリ(tri
テトラ(tetra
 ・
 ・
 ・











一覧へ
 《モノ:1、ジ:2、トリ:3、テトラ:4》
○ギリシア語の数字の読み。
【用例】
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数字  読み方  用 例 
 1  モノ モノトーン(一本調子)、モノレール(軌道が一本の列車) 、モノローグ(独り言) 
 2  ジ  ジレンマ(二つのものの選択に悩む) 
 3  トリ  トリレンマ(三重苦。三つのものの選択に悩む)。トリオ(三人組)
 4  テトラ  テトラポッド(四脚のブロック)、テトラパック(四面体の容器) 
 5  ペンタ  ペンタゴン(建物が五角形より、米国防総省の呼称) 
 6  ヘキサ ヘキサゴン(六角形)。ヘキサゴン・レンチ(六角棒スパナ) 
 7  ヘプタ  ナヴァルの『エプタメロン(七日物語) 』 
 8  オクタ オクトーバー(8月)、オクトパス(8本足:タコ ) 
 9  ノナ  ノナゴン(九角形) 
 10  デカ  ボッカチオの『デカメロン(10日物語)』 
 
 

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