“ 良し悪し ” を超えて進むグローバル化。世界の動きに日本は もはや孤立してやっていくのが困難な時代になって来ています。世界の情勢を知らずして日本の運命を語ることはできません。外国事情の本を紹介する所以(ゆえん)です
『習近平 VS トランプ』: | |||
『地政学入門』:最近、地政学の観点から書かれた本が多くなって来ています。『「地政学」は殺傷力のある武器であ る。』『「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質』や『東アジア動乱』はその好例です。本書(地政学入門)は、昭 和59年が初版。平成27年現在 27版を重ねるロングセラー。地政学に興味のある方への入門書 |
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『毛沢東 日本軍と共謀した男』:本書は、中国が「世界記憶遺産」に「南京大虐殺」を登録したのを受け緊急出版さ れた。毛沢東は、膨大な毛沢東全集で「南京大虐殺」について全く触れていないと著者はいう。中華人民共和国の建 国秘話を知る、中国研究第一人者による貴重な毛沢東論。 本の内容は、中国の古典『三国志』の世界を彷彿させる面白さ。一読の価値! |
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名門精華大学は米国が建学した様に米中は歴史的に深い関係がある。著者が真の米中関係や、北朝鮮問題、一帯一路とAIIBなどの真相に迫る
2000年以降の中国外交を、平和的台頭1.0、対外強硬2.0、選択的3.0と3段階に分けて分析。近未来の中国4.0に対する日本の対応を提言
昭和16年12月スパイクマンは米国地理学会で「日独の敗北は決まっている。戦後、米国は独と日本を手離すな」と公言。ここに地政学の本質が!
地図を逆さに見ると日本列島は中国大陸をふさいで見える。多くの国々の地図を逆さに見ると、その国の本質が見えてくる
「一国の地理を把握すれば、その国の外交政策が理解できる」と言うナポレオンの地政学的観点から、ランドパワー、シーパワー、イスラム圏の三つ巴から世界の動きを読む
GHQ(連合国軍総司令部)により禁止となり悪の印象を与えられた「地政学」。本書は昭和59年に初版発行、平成27年現在 27版を重ねるロングセラーの地政学入門書
中国が「南京大虐殺」を世界記憶遺産に登録したのを受け緊急出版。毛沢東は膨大な毛沢東全集の中で一度も南京大虐殺に触れていない。いま明かされる共産党の素顔
日清戦争が中国文明の歴史に終止符を打ち、日本文明の一部としての中国の時代を開いた。日本がなかったら毛沢東も中国共産党も登場することは無かったろうと著者は語る
習近平が胡錦濤から引き継いだとき中国は瀕死の状態だった。官僚の腐敗、経済格差、環境問題・・・。
国民の不満を背景に立ち上がった習近平の孤独な闘い
鄧小平以来の、国民の高い支持を受けた習近平は「ノーアウト満塁」のピンチに登場したエース。エースの舵取りで、今後の中国の運命は大きく変わると著者は語る
中華秩序を歴史的に検証しながら中国の行動原理を明らかにする。習近平の「中国の夢」は過去の栄光への妄想か。北京大学卒の著者が語る現代中国論
大戦中のカイロ密談において、蒋介石はルーズベルトの沖縄と尖閣諸島の中国占領の誘いを拒否した。機密情報など一次資料の丹念な調査・読み込みによる画期的な日中関係論
ソ連の最期を予言した小室直樹博士。ソ連崩壊後は日本脅威論が高まると国際政治に疎い日本人に警鐘。博士の予言通り、日本はバブルに沈み今日あえいでいる
本書は米国論ではなく、大切な日本の「国民皆保険制度」を守るための日本人への警告の書である。押し寄せる米国からの大波に日本は皆保険制度を守ることができるのか?
ソ連封じ込め理論で有名なケナンの米国外交史。収録の「スペインとの戦争」を読むと戦艦メイン号はなぜ爆破・沈没したのか、様々な想像力をかき立てる。アメリカを知る好著
日本人と韓国人ほど仲の悪い隣人はそう多くない。また日本国内には反体制・反「天皇制」の立場から韓国の国粋主義的な歴史観に便乗し利用する日本人がいる、と著者は説く
在日一世は強制連行の被害者というのは「神話」だ、と著者は論じる。一世は、自らの意思で日本へ来たのに、なぜ強制連行という神話が広がったのか? に鋭く迫る
中国の軍事的な挑発行為は偶発的なのか意図的なのか? 発生する事象を大きな流れの「中国の軍事戦略」から捉え、日本と中国との軍事衝突を避ける道を探る
エネルギー資源確保のために南シナ海へ進出を図る中国。南シナ海の自由航行を唱える米国との角逐が鮮明になって来た。中国は太平洋の覇権を果たして握ることが出来るのか?
アジア史の泰斗・宮崎市定が描き出す壮大なアジア史の概説。
中国の漢文明、イスラム・ペルシア文明、インドのサンスクリット文明、そして我が日本文明。
まず物があり、それを写し表意文字を作った中国人は物 即ち<実>を優先。一方、日本人は漢字の語感を体得できず<名>に重きを置く。名・実をめぐる日中の根本の違いを説く
一族の期待を担い科挙に臨んだ洪秀全。何回も試験に失敗し重病を患い死線をさまよいながら見た夢が洪秀全の運命と清朝の命運を決める。読み始めると止まらない面白さ!
“ 頭を残したいなら、髪を残すな。髪を残せば、頭は残らない ” 明朝を滅ぼした清は、このように辮髪(べんぱつ)を中国人に迫った。英雄たちの事跡を辿りつつ北京を語る
中国の元朝、明朝、清朝が整備した運河の「塩の道」が、阿片戦争後は「阿片の道」となり、中国全土に阿片禍が広がった。中国はなぜ阿片大国になったのか?びっくりの中国史
著者は、戦前、米国務省に勤務した外交官。副領事として勤務した中国での体験を踏まえ「人類に共通の人情がない中国人」など、厳しい中国論を展開し中国の暗い一面を紹介。
英国の「田園都市」構想の基は、日本の緑豊かな江戸の町だった。その田園都市構想が、明治になって日本に逆輸入され「田園調布」になったという。
書 名 | 著 者 名 | 出版社 | 出版年月日 | |
習近平VSトランプ | 遠藤 誉 | 飛鳥新社 | 2017年08月03日 | 第1刷 |
中国 4.0 暴発する中華帝国 | エドワード・ルトワック | 文春新書 | 2016年04月01日 | 第2刷 |
「地政学」は殺傷力のある武器である。 | 兵頭二十八 | 徳間書店 | 2016年02月29日 | 第1刷 |
「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 | 松本利秋 | SB新書 | 2015年05月25日 | 初版第1刷 |
東アジア動乱 | 武貞秀士 | 角川oneテーマ21 | 2015年01月10日 | 初版 |
地政学入門 外交戦略の政治学 | 曽村保信 | 中公新書 | 1987年04月10日 | 6版 |
毛沢東 日本軍と共謀した男 | 遠藤 誉 | 新潮親書 | 2015年11月20日 | 発行 |
現代中国と日本 | 岡田英弘 | 新書館 | 1998年04年10日 | 初版第1刷 |
習近平の闘い 中国共産党の転換期 | 富坂 聰 | 角川新書 | 2015年09月10日 | 初版 |
巨龍の苦闘 | 津上俊哉 | 角川新書 | 2015年05月10日 | 初版 |
チャイナ・ギャップ | 遠藤 誉 | 朝日新聞出版 | 2013年02月28日 | 第1刷 |
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか | 石 平 | PHP新書 | 2015年03月30日 | 第1版第1刷 |
ソビエト帝国の最期 | 小室直樹 | カッパビジネス | 1984年07月05日 | 初版第1刷 |
しずみゆく大国 アメリカ | 堤 未果 | 集英社新書 | 2014年11月19日 | 第1刷 |
アメリカ外交50年 | ジョージ・F・ケナン | 岩波同時代ライブラリー | 1991年01月14日 | 第1刷 |
誤解だらけの韓国史の真実 | 八幡和郎 | イースト新書 | 2015年04月15日 | 初版第1刷 |
在日・強制連行の神話 | 鄭 大均 | 文春新書 | 2014年06月20日 | 第1刷 |
中国の軍事戦略 | 小原凡司 | 東洋経済 | 2014年11月13日 | 発行 |
北京は太平洋の覇権を握れるか | 兵頭二十八 | 草思社 | 2012年09月28日 | 第1刷 |
アジア史概説 | 宮崎市定 | 中公文庫 | 1993年06月30日 | 10版 |
現代中国学 <阿Q>は死んだか | 加地伸行 | 中公新書 | 1997年08月25日 | ― |
洪秀全と太平天国 | 小島晋治 | 岩波現代文庫 | 2001年07月16日 | 第1刷 |
世界の都市物語 北京 | 竹内 実 | 文春文庫 | 1999年06月10日 | 第1刷 |
阿片の中国史 | 譚璐 |
新潮新書 | 2005年10月05日 | 第2刷 |
暗黒大陸 中国の真実 | ラルフ・タウンゼント。田中秀雄、先田賢紀智訳 | 芙蓉書房出版 | (英語版)1933年 (日本語版)2013年10月15日 |
第5刷 |
文明の海洋史観 | 川勝平太 | 中公叢書 | 1997年11月10日 | 初版 |
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